庭のリフォームにタイルを使いたい!メリットや注意点を解説
「庭を美しく快適な空間にしたい」そんな思いを抱いている方は多いのではないでしょうか。タイルを敷くことで、庭は見違えるように素敵な場所に生まれ変わります。しかし、タイル施工には様々な疑問や不安がつきものです。
この記事では、庭のリフォームでタイルを使うときのメリットやデメリット、費用、選び方などについて解説します。ぜひご一読ください。
庭にタイルを敷くメリット
庭にタイルを敷くと見た目が美しくなるだけでなく、毎日の手入れも楽になります。また、雑草の悩みから解放されるかもしれません。ここでは、庭にタイルを敷くメリットについて詳しく説明します。
見た目が美しくなる
タイルを庭に敷くと見た目がとても美しくなります。タイルには様々な種類があり、色やデザインを自由に選べます。例えば、白い大理石のようなタイルを使えば、高級感のある庭になります。
また、カラフルなタイルを使えば、明るく楽しい雰囲気の庭を作ることができます。タイルの模様を工夫すれば、まるで絵を描いたような庭にすることも可能です。
お手入れが簡単になる
タイルを庭に敷くとお手入れがとても簡単になります。タイルは丈夫な素材でできているので長持ちします。また、表面が滑らかなので、汚れがつきにくいという特徴があります。タイルが汚れても水で洗い流すだけできれいになることが多いです。
ほうきで掃いたり、たまに水をかけたりするだけで、きれいな状態を保てます。芝生や土の庭と比べると手入れにかかる時間と労力がぐっと減るので、忙しい人や庭の手入れが苦手な人にとって、タイルは助かる選択肢となるでしょう。
雑草が生えにくくなる
庭にタイルを敷くと雑草が生えにくくなります。これは、タイルが地面を覆うため、雑草が生える場所がなくなるからです。土の庭では雑草との戦いが大変です。特に夏は雑草がどんどん伸びてしまいます。
しかし、タイルを敷けばそんな心配はほとんどありません。タイルとタイルの隙間からたまに雑草が生えることはありますが、土の庭に比べるとずっと少なくなります。雑草を抜くための時間が減り、家族と過ごしたり趣味を楽しんだりする時間を増やせます。
庭にタイルを敷くデメリット
庭にタイルを敷くことには良い点がたくさんありますが、気をつけなければならない点もあります。ここでは、タイルを敷くときに注意すべきデメリットについて説明します。これらの点を知っておくことで、後悔のない庭づくりができるでしょう。
滑りやすくなることがある
タイルを庭に敷くと滑りやすくなることがあります。特に雨が降った後や水をまいた後は注意が必要です。タイルの種類によっては、表面がつるつるしていて滑りやすいものもあります。
滑って転んでしまうとケガをする可能性があるため、特に小さな子どもやお年寄りがいる家庭では、十分に気をつける必要があります。心配な方は、表面に凹凸があるタイルや特殊な加工がされているタイルなど、滑りにくいタイルを選ぶと良いでしょう。
夏は熱くなることがある
タイルは熱を吸収しやすい性質があるため、強い日差しの下では表面がとても熱くなり、裸足で歩くと、やけどをしてしまう場合もあります。
特に濃い色のタイルは、熱くなりやすいので注意が必要です。また、タイルが熱くなると、その周りの空気も暑くなってしまいます。明るい色のタイルを選んだり、日陰を作ったりする工夫が必要です。熱を吸収しにくい特殊なタイルを使うのも良いでしょう。
費用がかかる
庭にタイルを敷く場合、費用がかかります。タイルの種類や庭の広さによって費用は異なり、高級なタイルを使ったり、広い面積に敷いたりする場合には費用が高くなります。
また、タイルを敷く前の地面の準備やタイルを敷く作業にも費用が必要です。自分で作業をする場合は材料費だけで済みますが、専門の業者に頼む場合は人件費がかかります。タイルは長持ちするので、長い目で見れば費用対効果は良いかもしれません。
しかし、初期費用がかかることは覚えておく必要があります。予算を立てる際には、タイルの費用だけでなく、工事にかかる費用も含めて考えることが大切です。
庭のタイルリフォームの進め方
庭にタイルを敷く作業は、自分で行うこともできますし、専門の業者に依頼することもできます。どちらの方法を選ぶかによって、進め方が大きく異なります。ここでは、DIYで行う場合と業者に依頼する場合の進め方について説明します。
DIYで行う場合の手順
少しの範囲だけであればDIYでタイルを敷く方もいるかもしれません。DIYの場合、まず必要な道具と材料を準備します。スコップ、バール、水平器、ゴムハンマーなどの道具と、タイル、砂、防草シートなどの材料が必要です。
タイルを敷く場所の雑草を取り除き、地面を平らにします。その後、防草シートを敷き、その上に砂を敷きます。砂の上にタイルを並べていきますが、タイル同士の間隔を均等に保つことが大切です。タイルを並べたら、ゴムハンマーで軽く叩いて、しっかりと砂に埋め込みます。最後に、タイルの隙間に砂を入れて完成です。
DIYでは時間と労力がかかりますが、自分の手で作り上げる満足感があります。ただし、経験がない場合は仕上がりが均一にならないなどの問題が起こる可能性があります。範囲が広かったり、施工に少しでも不安のある方は、無理せずプロに任せることがおすすめです。
業者に依頼する場合の流れ
業者に依頼する場合、まず複数の業者から見積もりを取ります。見積もりをもらう際には、使いたいタイルの種類、どのようなデザインにしたいかなどの希望を伝えます。見積もりを比較して業者を決めたら、詳細な打ち合わせを行います。
この時、タイルの種類や配置、工期などについて具体的に決めていきます。業者が決まったら、契約を交わし、工事が始まります。工事中は、業者が地面の準備から、タイルの敷設、仕上げまでを行います。
工事が終わったら仕上がりを確認し、問題がなければ支払いを行います。業者に依頼すると、専門的な知識と技術で確実に施工してもらえます。また、保証がついている場合が多いので、安心して任せることができます。
タイルを使った庭のリフォームの注意点
タイルを使って庭をリフォームする際には、いくつか注意すべき点があります。ここでは、排水の問題、凍結による破損、既存の庭との調和という3つの重要な注意点について説明します。これらの点に気をつけることで、長く快適に使える美しい庭を作ることができます。
排水の問題に気をつける
タイルを敷く際には、排水の問題に特に注意を払う必要があります。タイルは水を通さないため、雨水がたまりやすくなります。水がたまるとタイルが滑りやすくなったり、長期的には地盤の弱体化や家の基礎への悪影響につながったりする可能性があります。
そのため、タイルを敷く際には適切な勾配をつけ、水はけをよくすることが大切です。一般的には、1メートルあたり1センチ程度の勾配があれば十分です。また、タイルの下に砂利を敷くことで、水はけを良くする方法もあります。
庭の端に排水溝を設置したり、透水性のあるタイルを使用したりするのも効果的です。排水の問題は、見た目には分かりにくいですが、庭の長期的な使用に大きく影響するので、慎重に対策を立てましょう。
凍結による破損に注意
寒冷地では、タイルの凍結による破損に注意が必要です。水が凍ると膨張するため、タイルの隙間に入った水が凍ることでタイルにひびが入ったり、剥がれたりする可能性があります。
一般的に吸水率の低いタイル(例えば磁器タイル)は、凍結に強いとされています。また、タイルの下に断熱材を敷くことも効果的です。地面からの冷気を遮断し、凍結のリスクを減らすことができます。
さらに、タイルの目地(タイルとタイルの隙間)には、凍結に強い材料を使用することも重要です。凍結による破損は、一度起こると修理に手間とコストがかかるので、特に寒冷地では十分な対策を取ることが大切です。
既存の庭との調和を考える
タイルを使って庭をリフォームする際には、既存の庭や家の外観との調和を考えることが重要です。突然異質な雰囲気のタイルを大量に敷いてしまうと、庭全体のバランスが崩れてしまう可能性があります。
まず、家の外壁の色や材質、庭にある植物の種類などをよく観察しましょう。そして、それらと調和するタイルの色や質感を選びます。例えば、和風の庭には和風テイストのタイル、洋風の庭には洋風テイストのタイルを選ぶとよいでしょう。
また、タイルを敷く範囲も考慮が必要です。庭全体をタイルで覆うのではなく、一部分だけタイルを使い、残りの部分は既存の庭を活かすという方法もあります。タイルと植物、砂利などを組み合わせることで、より自然な雰囲気を作ることができます。
まとめ
庭にタイルを敷くリフォームには、多くのメリットがあります。見た目が美しくなり、お手入れが簡単になり、雑草も生えにくくなります。しかし、滑りやすくなったり、夏にタイルが熱くなったりするといったデメリットもあります。リフォームを成功させるためには、自分の庭に合ったタイルを選び、適切な方法で施工することが大切です。
専門的な知識や技術が必要な場合もあるので、不安な点がある場合は、ぜひ株式会社イチマルにご相談ください。経験豊富なスタッフが、あなたの理想の庭づくりをサポートします。
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