風除室のリフォーム
POINT
施工のポイント

Point 01
10年以上経過した風除室は劣化チェックが必要です
風除室は外気との間にワンクッションをつくり、室内の温度変化や雪・風の侵入を抑える大切な設備です。しかし、アルミ枠のゆがみやドアの開閉不良、パネルの割れなど、経年劣化による不具合が起こることもあります。特に10年以上使っている風除室は、金具やパッキンの劣化が進んでいる可能性があり、断熱性能や安全性に影響を及ぼします。当社では現地の状態をしっかり確認し、部分補修からフルリフォームまで柔軟に対応しております。

Point 02
寒冷地・積雪地の特性を踏まえた設計が重要です
釧路のような寒冷地では、冬の冷気や吹き付ける雪風をしっかり防げる風除室が重宝されます。ただし、積雪や凍結によるゆがみ・水はけの悪さが発生しやすく、設計や施工に地域特有の配慮が必要です。当社では、床や屋根の排水設計、ドア開閉時の雪詰まり防止、結露対策など、釧路エリアの気候に適した仕様をご提案しています。設置スペースや使用目的に応じた、実用性の高い風除室リフォームを行っています。

Point 03
使いやすさと防犯性を両立する設計にも対応
風除室は単に風や雪を防ぐだけでなく、玄関まわりの快適性や防犯性を高める役割も果たします。たとえば、玄関ドアの開閉時に雨風を防ぐだけでなく、荷物の一時置きスペースや、自転車・除雪道具の保管場所として活用される方も多くいらっしゃいます。当社では、利便性と安全性を両立できるよう、引き戸・ドアの選定や鍵まわりの仕様にも配慮した設計を行っています。日常の使いやすさに直結する空間だからこそ、丁寧な設計と施工が重要です。
風除室のリフォームについて

寒さと雪から玄関を守る、快適な風除室リフォーム
風除室は、玄関先に設けることで外気の侵入を抑え、室内の暖かさを保つための大切な空間です。特に釧路のような寒冷地では、冬の冷たい風や吹雪から玄関を守り、快適な出入りをサポートしてくれます。また、雨や雪を防ぐことで玄関ドアの劣化を防ぎ、断熱性・防犯性の向上にもつながります。当社では、新設から取り替え、部分補修まで幅広く対応しており、お住まいの形状やご希望に応じた最適な風除室をご提案いたします。
施工内容について
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出入口
出入口は、使用頻度やスペースに応じて複数のタイプからお選びいただけます。レールが不要な上吊り式ハンガー引き戸(片引戸・両引戸・2枚引込み戸・自閉式)に加え、レール式の引き戸や開き戸にも対応可能です。使い勝手や設置環境に応じた最適な開閉スタイルをご提案いたします。
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窓
風除室の窓は、換気や採光の目的に合わせて多様な種類からお選びいただけます。明かり取りとして人気の高窓や側面のFIX窓、通気性に優れたルーバー窓など、設置場所に応じた仕様で対応可能です。機能性とデザイン性を両立した窓設計を行います。
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納まり
風除室は現場の条件に応じて柔軟に設計できます。平面タイプ・L字・コの字などの基本構造に加え、コーナー部分も方立ユニットやガラス突き合わせで美しく仕上げることが可能です。細部にまで配慮した納まり設計で、見た目にも美しい風除室をご提供します。
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屋根
屋根形状は、建物のデザインや敷地条件、雪の落下方向などを考慮して選定します。屋根勾配が調整可能な標準屋根のほか、合掌屋根や片流れ屋根にも対応しています。外観に調和する美しい仕上がりと、雪対策を両立した設計が可能です。
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カスタマイズ部材
風除室は、実用性を高めるさまざまな部材でカスタマイズ可能です。郵便物を受け取れるポスト受けカゴ、施錠がしやすい戸先錠、開け閉めしやすいバーハンドルなど、使用者の利便性に配慮したオプションもご用意しています。
- 風除室のサイズや形状は玄関まわりに合わせて選びましょう
- 風除室は既製品のものでも設置できますが、玄関まわりの形状やスペースに合っていないと、使い勝手が悪くなったり、見た目のバランスが崩れたりすることがあります。特に釧路のような雪の多い地域では、屋根勾配や排水設計、ドアの開閉方向にも注意が必要です。当社では現地の状況をしっかり確認し、既製品・オーダーメイドいずれにも対応。見た目の仕上がりはもちろん、実用性にも配慮した最適な風除室をご提案いたします。